フカセ釣りの始め方

フカセ釣りの始め方_初期装備検討

最低限必要な装備についてご紹介。追加で欲しくなるものはたくさんあるけど、とりあえず初めてみたい方向けに最小限の装備をご紹介します。そして最後に、全商品を揃えた場合の合計金額を出してみますので、ご参考にしてみてください。

1.タックル関係
  • 竿とリール
  • ライン(道糸・ハリス)
  • ウキ
  • 小物類
  • タモ
2.餌関係 (別記事に記載)
  • バッカンとバケツ
  • ひしゃく
  • マゼラー
3.最後に初期費用で必要となる金額について
タックル関係

通常の釣り道具一式をイメージしてもらえると良いと思います。竿、リール、糸、針など、魚とやり取りをする際に必要となる道具一式のことをタックルと呼びます。

・竿とリール

磯で魚とやり取りをするためには、ある程度の長さの竿が必要です。フカセ釣りの竿は、大体5.3mのものが主流です。まずは1.25か1.5号の号数でエントリーモデルを買うと良いと思います。狙うターゲットによっても号数選びを考える必要がありますが、まずは地磯から始めるという前提で、1.5もあれば安心してやりとりができると思います。

シマノ(SHIMANO) 磯竿 17 ホリデー磯 1.5号

リールですが、フカセ釣りをやるとなると絶対に欲しいレバーブレーキ。メジナ特有の突っ込みに堪えるために、レバーブレーキ付きのスピニングリールこれがついたリールを選ぶと間違いないと思います。

プロマリン(PRO MARINE) グレシアスピンSP 

・タモ

小さな魚でしたら、タモを使わずに竿のみで抜き上げることができますが、ある程度以上の大きさの魚になると針外れなどにより抜き上げの途中で魚が落下してしまう恐れがあります。確実に魚をランディング(陸に上げる)するために、タモを使用します。堤防であれば2~3mの長さで足りることが多いですが、磯で釣りをする場合、6mのタモが一般的です。

ロマリン(PRO MARINE) 玉網 ブルーベイ磯玉セット 630

仕掛け

半誘導と呼ばれる仕掛けを例に、ご説明します。フカセ釣りの釣法には、半遊動と全遊動があります。簡単に言うと半遊動は、ウキ止めを使って仕掛けが沈む上限を決める釣り方です。仕掛けが沈む長さ( タナ)の管理がしやすいため、初心者におすすめの釣法だといわれています。全遊動は、ウキ止めを使用せず、仕掛けとウキごと沈めていくようなイメージの釣りです。最近のフカセ業界では、こちらの全遊動が主流だと思います。詳しくは別の記事でご説明いたします。

仕掛けを一つ一つ揃えるのが大変という方にお勧め→キザクラ(kizakura) ウキ釣り速攻セット

・ライン

ラインは道糸とハリスの二種類が必要です。道糸は、リールに巻き付けるメインのラインで、ハリス(リーダーとも言う)は道糸の先端に結ぶラインです。道糸に比べて根スレに強い、浮力が低く仕掛けをなじませやすいという特徴があります。

道糸は、ナイロンとPEがあります。扱いやすさの観点からはじめはナイロンの道糸がおすすめ

ナイロン道糸リンク

ハリスはパワーカーボンマックス

H.D.CARBON フカセ MAX

・ウキ

初めはなんでもいいです。袋に入ってないような、一つ数百円程度のもので問題ありません。拘りたくなったら自分の好きなウキを探してみてください。ちなみに私のおすすめのウキはピースマスターシリーズです。

ピースマスター遠投(サイズ:M、号数:B)

・針

 

針も初めはなんでもいと思います。適当なグレばりの5号を標準として、3~6号くらいまでを使い分けます。私のおすすめ針はがまかつの針が好きです。ジャパンフィッシングショーで色々解説していただき好きになりました。

がまかつ(Gamakatsu) 掛リスギ フック 口太 5号 釣り針

・その他小物類

ウキ止め糸orゴム、シモリ玉からまん棒サルカンガン玉が必要です。

 

次回はエサ関係の釣り道具編に続く・・・

 

最後に

気になる合計金額は・・・約2万5千円

  品目 価格
  竿  8,848円
  リール  6,299円
  タモ  3,967円
  道糸(1.5号x1)  1,633円
  ハリス(1.5号x1,1.25号x1)  3,090円
   仕掛けセット  1,078円
合計    24,915円

 

 

ここにエサ関係の道具が乗ってくるので、合計3万5000円ほどの初期費用がかかる計算になります。

エサ編はこちら

釣り用語集

・仕掛けがなじむ・・・仕掛けが曲がった状態から、ある程度伸びている状態になること。なじんだ状態でないと、魚がエサを食べた際に、針がかかりづらくなってしまう。

・道糸・・・メインのラインのこと。 ※別名メインライン

・ハリス・・・道糸の先端につける道糸とは別素材の糸。フロロカーボンという素材が主流。※別名リーダー

シモリ玉・・・ウキ止めゴム(糸)とウキの間に挟むプラスチックの玉でウキをストップする役割。ウキの穴形状によっては、ウキ止めゴムのみでストップできるものもあるため、不要となる場合がある。(例:ピースマスター 感度)

ガン玉・・・ハリスに打つオモリのこと。仕掛けが馴染みやすくなる。基本的にうきの重さと同じ号数のガン玉を打ち、海の状況にあわせて調整する。※別名ビシ

 

 

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この記事を書いた人

メジナを愛する30歳男。神奈川県在住、釣り歴3年の駆け出しですが、釣りの面白さを少しでも多くの方に知っていただきたくブログを始めました。
フカセ釣り以外にもショアからエギング、ジギングもやっています。でもやっぱりフカセが好き。

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